歯科金属アレルギーの診断と治療法の現在(資料)
2.東北大学病院における金属アレルギー患者の動態
過去10年間に,歯科用金属アレルギーの疑いにより皮膚あるいは粘膜症状を発症し,東北大学病院保存修復科外来を受診した280名の有所見者(年代10~80代を対象,男性63名,女性217名,なお,一部に病名の重複があるため,289症例,280名)についての臨床症状・疾患名の内訳を表1に示した.
有所見者のうち,臨床症個数が多かった診断名は,掌蹠膿疱症96名,扁平苔癬72名,さらに接触性皮膚炎65名の順であった.
- はじめに「歯科金属アレルギーの診断と治療法の現在」
- 東北大学病院における金属アレルギー患者の動態
- 金属アレルギー患者の診断法
- 金属アレルギー関連疾患の診断および治療法
- まとめ「これからの歯科金属アレルギーの治療について」
- 「一般歯科医が行える金属アレルギーの対応(.wmv」 歯朋星陵会学術講演会における講演資料
2013年6月1日更新